2009年6月17日 (水)

Enma for Debian/Ubuntu

第7回のカンファレンスの会場でいただいた質問票の中に、「Ubuntuなどに入れるべき」と書いてありました。「何を」入れるのか書いてありませんでしたので、意味がよく分かりませんでした、どうもすみません。カンファレンス後に、これは「EnmaをUbuntuに入れる」と言う意味だろうと勝手に解釈しまして、それはいい考えだと思い、知り合いのDebian開発者にお願いしましたところ、めでたく6/13にDebianのレポジトリに収録されました。これで、DebianのみならずUbuntuからもapt-getできるようになりました。

ご尽力いただいた荒木さん森本さんに感謝します。ぜひ、Debian/Ubuntuユーザの方々に活用していただきたいと思います。

迷惑メール対策委員会 委員長 樋口貴章

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2009年4月22日 (水)

ITホワイトボックス

NHK教育で、4月からの新番組として、ITホワイトボックスという番組が放映されています。木曜の午後11:30~11:54、再放送が日曜の午後2:00~2:24です。

毎回、テーマに沿って三つのキーワードを中心に業界トップレベルの講師が解説を行う構成をとっています。

今週放映される第4回が「迷惑メールがたくさん来るのはなぜ?」です。どういう内容か、知らないのですが、これまでの回を見た限りでは、たぶん、おもしろいと思います。ぜひごらんください。

迷惑メール対策委員会 委員長 樋口貴章

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2009年4月 8日 (水)

2009年度の活動に関して

新年度から迷惑メール対策委員会の委員長に再任しました。これまで二年間委員長を務めていただいた@Niftyの木村さんには2008年度の法改正に関連して多くのご尽力いただき、おかげで第6回迷惑メール対策カンファレンスも成功し、「改正迷惑メール対策法に関するQ&A」をまとめる成果も得られました。そのような活動実績を踏まえ、新年度と言うことで、今年度に重点を置きたいと考えていることを簡単にまとめてみます。

2004年の9月に当委員会活動を始め、もう4年半くらい経ってしまいました。ここまでの迷惑メール関連の国内での動向を振り返ってみると、2005年の第一回迷惑メール対策カンファレンスでは送信ドメイン認証技術の普及をテーマとし、法改正もありました。2006年にはJEAGリコメンデーションが出され、OP25Bも推進されました。2008年には法改正が行われました。と言うわけで、4月からの2009年度、我々はどこに重点を置くべきかと言えば、まずは送信ドメイン認証技術(SPF/DKIM)の普及をさらに推し進め、受信側での利活用を検討することが重要だと考えます。

ところで、OP25Bの実施を含め、日本国内における迷惑メール対策の送信側をコントロールする技術の導入は世界的に見るとかなり進んでいる方なのです。トップレベルと言って良いでしょう。ですから、日本から発信される迷惑メールは激減しています。結果として、昨今の迷惑メールは発信元が海外のものばかりです。日本国内だけでいくらがんばっても海外からの迷惑メールを減らすことはできません。多国間協定や国毎に一対一での国際協力体制を築いて対処していく必要があります。もちろん、総務省や経済産業省と言う政府レベルでの国際協力体制が不可欠ですが、民間レベルでの情報交流、技術交流も重要です。また、今後の継続的な国際的な人脈構築も重要ですので、インターネット協会がこれまでに培ってきた海外とのコネクションを活用して国際的な活動を強化していかねばならないと考えています。日本国内で技術対策がきちんとできていると言う事実は、国際的な活動を進める上で有力な交渉力となると考えます。

今年度はこの二点に加え、迷惑メール対策カンファレンス以外に地域セミナーを何カ所かで実施したいと考えています。

迷惑メール対策委員会 委員長 樋口貴章

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2009年4月 6日 (月)

ENMA 1.1.0

昨年、IIJからオープンソースライセンスでリリースされた、ENMA。その新しいバージョンがリリースされました。ENMAは、sendmailのmilterソフトウェアで、送信ドメイン認証の受信サーバ側での検証を行うものです。最初のリリースではSPF/Sender-IDの検証をサポートしていました。このENMA 1.1.0で追加サポートされた機能は

  • DKIM 検証のサポート
  • 指定したアドレスレンジからの接続に対する認証処理のスキップ

ソースコードおよびバイナリパッケージは以下の場所から入手可能です

http://sourceforge.net/projects/enma

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2009年3月25日 (水)

DKIM対応サイト情報

3/12に、DKIM(DomainKeys Identified Mail)の情報提供サイトDKIM.orgのDave Crockerから、DKIM Software and Services Deployment ReportsにDKIM関連のDNS機能を提供しているかどうかという項目が追加されたと言う案内メールが来ました。そのレポートをざっと眺めたところ、日本からはIIJのサービスIIJ Secure MX Serviceが掲載されているだけのようです。

テンプレートを埋めてメールすると掲載するそうですので、DKIMサポートしている日本のISPの方々や、DKIMをサポートしているメールサーバーソフトを開発されている方々、ぜひ情報提供にご協力お願いします。

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2009年2月 5日 (木)

韓国でも「OP25B」導入へ

Internet Watchの「海の向こうの“セキュリティ”」と言う記事によると、韓国でもOP25B導入が始まるそうです。

 韓国放送通信委員会は、KT、SKブロードバンド、LGDACOMなど基幹通信事業者3社と共同で、OP25Bを2009年上半期中に導入する方針であることを発表しました。

インターネットは世界中がつながっていますから、国内だけで迷惑メール対策を施してもすぐに効果が見えてこないのが困りものですが、対策を進める国が増えていけば徐々に効果が見えてくることになるだろうと期待します。

インターネット協会では民間レベルでの各国インターネット関係者との様々なレベルでの交流を続けています。迷惑メール対策に関しても、日本での対策は比較的進んでいる方なので、その効果をアジア諸国の関係者に伝えたりしています。多くの国々でOP25B導入が進むよう願っています。

迷惑メール対策委員 樋口貴章

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2009年1月 9日 (金)

OP25B

スパム対策がGoogleの大きな課題に』と言う記事を読みました。タイトルからは、Googleのみが問題になっているようにしか見えません。確かに、私個人もGmailアカウントを使ったスパムを受信していますから、Googleが何らかの対策を早期に採ることは重要だと考えます。しかし、それに加えて、記事中にはComcastがようやくOP25B(Outbound Port 25 blocking)を行って、スパム送信を減らした話が載っています。また、「断言はできないが、sistemnet.com.tr(トルコのSystemnet Telekom)を筆頭にSpamhausのランキングに以前から名を連ねるISPは、25番ポートを無制限に使えるようにしているはずだ。」と言う記述もあり、世界的なOP25B実施の重要性を訴えています。

日本では既に多くのISPがOP25B実施しています。その状況はOP25B連絡会のサイトで公開されています。実施していないISPの方々も早めに実施お願いしたいと思います。

迷惑メール対策委員 樋口貴章

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2008年11月 6日 (木)

第6回迷惑メール対策カンファレンス終了

昨日、第6回迷惑メール対策カンファレンスを無事に終えることができました。来場者の皆様、講師の皆様、スタッフの皆様、どうもありがとうございました。6回目のカンファレンスとは言え、今回は法律関係にテーマを絞った関係上、初めての来場者の方々も多く、より幅広い方々に迷惑メール対策の動向をお伝えすることができたと考えています。

裏で質問票のとりまとめを担当した株式会社イプリオの石田さん、東京大学の安東先生が今回の影の立役者でした。おかげさまで80枚を越える質問票をまとめ、最終セッションではそれらの質問をほとんどこなすことができました。また、これに懇切丁寧に最後まで回答いただいた総務省の大村企画官、経済産業省の伊藤課長補佐にも重ねてお礼もうしあげます。このQ&Aの内容は、当委員会にて担当者がまとめてポータルサイトにて近々公開予定ですし、配付資料も同様に公開予定です。

また、最初のセッションの講師の山本さんも本カンファレンスに関してブログを書かれていますので参照ください。

迷惑メール対策委員 樋口貴章

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2008年10月24日 (金)

第6回迷惑メール対策カンファレンス

既にご案内しておりますが、『第6回迷惑メール対策カンファレンス』を2008年11月5日(水)にコクヨホールで開催します。今回は、本年度の総務省と経済産業省の法改正にともなう施行に関する省令やガイドラインの解説を中心に、迷惑メール対策の法的側面にフォーカスした内容となっています。迷惑メール送信者をより積極的に取り締まるための法的な議論に関心のある方々の多数の参加をお待ちしております。

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2008年9月24日 (水)

特定電子メール法改正のガイドライン案

既に報道されているように、9月17日に、総務省から、「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律施行規則の一部を改正する省令案及び特定電子メールの送信等に関するガイドライン案に係る意見募集」と言う発表がありました。これは当協会も参加してきた総務省の「迷惑メールへの対応の在り方に関する研究会」の結果を踏まえたものです。

「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律の一部を改正する法律」は、「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」の見直しを行ったもので、今年の6月6日に公布されたので、一般的には、だいたい今年の11月あたり(遅くとも12月6日まで)には施行されると考えられます。施行に当たっては、省令とガイドラインが示されるので、今回の発表はその省令とガイドラインの案というわけです。

今回の改正での大きな変化は、オプトアウトからオプトインへの変更です。ここで問題となるのは、受信者の許諾を得て商用のメールを配信したことを確認する方法や、その記録方法などです。ガイドライン案にそのあたりが具体的に記述されているので、パブリック・コメント期間(10月16日まで)に疑問点などがあればフィードバックしましょう

迷惑メール対策委員 樋口貴章

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